【脱白髪染め】卒業が近づいてくると…

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第二弾はこちら

第二弾で紹介したお客様です。

脱白髪染めのプロセス開始前は



という状態。

根元はグレイ7レベルという白髪染めでしたが、

かなり根本が暗い（＝色素が濃い）状態です(;´･ω･)

すでに2回ぐらい、

【　脱白髪染め　】のステップがすみました^_^

今回のbeforeは



このような状態。

脱グレイの場合、一気に明るくするとダメージと

ご本人と周囲に心理的なショックがあります（笑）

徐々に徐々に、ハイライト部分

（明るい＝白に近づく）を増やし

白髪になじみやすい髪色に近づけます。

ハイライトで全体を明るくし、

オレンジ味を抑えたしあがりがこちら。

根元はまだ暗めのグラデーション状にしています。

こうすることで、以前暗くしていた根本の白髪染めがまだ抜けきっていないのを、

デザインとして馴染ませる（誤魔化す）目的があります^_^



【脱白髪染め中に注意したいヘアケア】

このようなプロセスでは、

トリートメントは必須。

ウルティアトリートメント（3500～）では、

毛髪強化、ツヤやうるおいは当然のこと

残留してしまうアルカリ剤や過酸化水素の除去工程があります。

除去工程はダメージ軽減に重要なのですが、

・手触りが悪化していかない

・トリートメントが長持ちする

・ニオイがあまり残らない

という実感があると思います。

【白髪染め卒業の工程が進んできたら、ツヤと落ち着きはマスト】

髪質にもよりますが、

脱白髪染めのための脱色・脱染はある程度ダメージを伴います。

『乾燥』

『ツヤなし』は、

美しい卒業の大敵(^^;

こちらのお客様は今回

【ノンアルカリうねり改善】でしっとり抑えることにしました。

↑前回の写真（一か月前）と一見ほとんど変わりませんが、

前回はアイロン後。

↓今回はうねり改善を施したため、アイロン無しでこの状態♪





後日来店時、ご自分でブローしても、

ほとんど手をかけずに美しいつやつやボブになっていました♡

根本から毛先まで、

自然なつながりができてきました(^^)/

照明の関係でちょっと黄ばんで見えていますが、実際は

スモーキーだけど透明感のあるくすみ色です。

脱染がすすみ、黄ばみがかなり落ち着いてきています。

今回プロセスの完了後

『もう私満足！この色すごく好き♡

白髪にしなくても良い』

というまさかの

白髪染め卒業を卒業する宣言が（笑）

白髪が伸びてきても、カラーの色が明るめなので、

白髪との境目がぼかせていて、あまり気にならないそうです。

もともと想定していたゴールは

『白〜薄い金髪ぐらいの明るさ（19〜20レベル）』

『2-3ヶ月に一度、1%ぐらいに薄めた、ごく淡いブルーで黄ばみをとる』

『もちろんふんわり、しっとりキープ！！輝く銀髪に』

なんて考えてました。

淡いブルーぐらいならダメージはほとんどなく（塩基性染料で時々ベールをかける）

黒系の色ではないので境目がないので、染める頻度は少ない（＝地肌にも影響無し）

パーマもかけられる元気でコシのある髪が実現可能

という理由です。

今ぐらいの明るさだと1ー1.5ヶ月ごとに根元が気になってしまうと思います。

ですがこの色は今の明るさでしかできない色、

お飽きになるまでは続けて楽しまれると良いとも思います^_^

伸ばしかけの髪にミディアムならではの良さがあるように、

脱白髪染めも色々な変化を楽しんでいただきたいですね。

美容室シューケット　オーナー兼スタイリスト

新田みどり

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