グレイヘアとは: 脱白髪染め、グレイヘア移行をされたいなら山口市美容室シューケットへ。防府市・周南市・宇部市など近辺のお客様もいらっしゃいます。傷みを減らしたい、白髪染めを減らしたい。いくら染めてもすぐ根元が伸びてきてしまい一か月もしないうちに染めなければならない…
この繰り返しに疲れてしまった方も多いはず。とはいっても白髪染めを急にやめると根元が真っ白になって放置したような印象に。せっかく染めてもすぐに根本が気になるのは、地毛の白に対して正反対なのに黒色に染めるのが当たり前になっているから。逆に言えば地毛の色に近ければ近いほど、カラーしてから二か月・三か月開けることも可能です。
黒い色素を抜いていくその過程で発生するオレンジみや黄味も洗練された色味でカバー。シューケットでは自然で美しい、グレイヘアへの移行を応援します。現在のトレンドは白っぽい澄んだホワイト、プラチナ、シルバー系。白髪はむしろ黄味のないクリアなホワイトと捉え、邪魔者扱いして塗りつぶすのではなく美しさを活かすデザインを作ります。すぐに伸びてしまう白髪に精神的に縛られず、地肌の負担や乾燥を抑えながら美しいグレイヘアで自然体の美しさを楽しみましょう。
グレイヘア いつも当店ブログにモデル出演してくださるA様。
3ヶ月前にブリーチし、メンテナンスとして時々
薄紫の【トナー】で黄ばみを抑えるケアされていました
ぱっと見、生成りの淡い白で、新生部の白髪とほぼ馴染んで見えますが
 
中間~毛先は黄色みを感じられます。前回取り切れなかった白髪染め色素と、
少量残った黒髪が ブリーチで『金髪』になってしまうためです
白髪の青白いほどの純白さに対して、オフホワイトの黄ばみが目立ちました
ご本人としてもつむじ周辺に黒髪が残ってしまうのが気になっておられるとのこと。

『黄』色は、あらゆる色の中で最後まで髪に残り、
やりたい色を邪魔してくれるやっかいものです(笑)
紫を足すとグレーになるなど活用できるケースもありますが、
今回目指すのは究極の無色透明(=白)なので、
まずは脱色(ブリーチ)
こだわりのブリーチング
この場合、根本部分には敢えてブリーチを付けませんでした。
3センチほど伸びた根本部分には場所によって数%〜10%程度の黒髪が残っているために
もしそこにブリーチが付着したら、
【数%の黒髪がオレンジに】
なってしまいます( ̄◇ ̄;)
少しだけでもオレンジの毛があるせいで髪の毛全体が黄ばみor赤茶にみえてしまいます。
それれを解消するにはさらにブリーチを重ねざるを得ません。
わずか数%の黒髪がオレンジや黄色になっただけで、ブリーチの繰り返しが必要になってしまうわけです。
わざわざブリーチじゃなくて,普通にブラウンとかで塗りつぶせばいいのでは?
と思ってしまいますよね。
もちろん暗くするのは簡単です、一瞬で終わります。ですが結局ホワイトから遠のきます。
白い服に醤油をこぼして落ちなくなってしまうように、
いったん染まったものは色落ちしても脱染してもシミのように残ります。
黒い白髪染めをしていた時はそれでも問題なかったのですが、
白にしていきたい時は僅かなシミも強く目立ちます。
シルバーグレーを目指す以上、黄ばんだ髪になりたい人はいないはず。
染料は最低限にする必要があるのです。
だからといって黒く染めればそれはただの白髪染めで元の木阿弥。
あくまで、できるだけ白い根元に既染部の色を近づけなければなりません。
根元にブリーチが付くことで、一~二か月後にまた色の差が出てしまうのをなんとしても避けたいわけなので
このようなややこしい?抜き方を選択。
ただし、後頭部だけはちょっと事情が異なります。
誰しも襟足など後ろ半分は白髪が少なく、黒髪率が高くなりがち。
後ろ半分は、いわゆる『ごま塩』になりやすいわけです。
お客様ご本人が気になっておられるので、ブリーチついでにその部分だけ黒髪を脱色しました。
そこだけベタ塗りしてしまうと色が合わなくなるのでスライシングで馴染みを重視。
オンカラー時にもそこは違う色を使用しました。
ブリーチ完了
こうしてみると、かなり黄色味が強かったことがうかがえます。
ブリーチ後でも残る黄ばみは、正反対の色である『薄い紫』で打ち消してカバー。
できるだけ長持ちさせたいので、初めは紫が優勢になるぐらい
少し濃い目の配合にする必要があります。
染料がどんどん抜けると、結局この黄色みが出てきてしまうわけです。
一番根元の黄色っぽい部分は黒髪率の多さを気にしておられたので
根本近くまでブリーチした箇所です。かなり黄色みが出ているので、別配合の薬剤で打ち消します。
オンカラー(薄紫+ブルー系ハイライト)
ホイルにくるまれているのがスライシング部分
お仕上がり
これまでと比べ、一番
『白』に近づいた仕上がりになりました(^^)/
後頭部も部分的に黒髪を脱色したので、
前半分のホワイトと馴染みがよくなっています♪
乾かすと…
横から見ると、青紫みが感じられますね。
数日間は青紫が優勢ですが、染料の色落ちとともに徐々に弱まり
ホワイト系の期間が長く持続する予定です。
これぐらい馴染ませてあると、もし忙しくて染められない日が続いても
もう根元が目立たないはず。
色落ちで黄ばみが復活してくる1.5~2か月目に、
薄い紫のトナー(3500)をされるのがおすすめではありますが
もはやカラーリングを卒業してもストレスはあまりないはずです。
大切なのは縛られず、お客様自身が楽しみの一環として色味を変えること。
真っ白のかみに真っ黒なカラー剤を塗って、三週間ごとに根元を塗り直さざるを得ず、
地肌が荒れても年末でも髪が傷んでもやめられないお客様を多く見てきました。
素を活かして髪色を輝かせていただきたいと思っています。
ご利用をお待ちしています。
・当店では【グレイヘアはカラーした髪を白に近づけ、白髪が伸びても目立たないようになじませる】技術と定義しています。
・白に近づける過程でブリーチを行います。当店のブリーチは全てダメージ94~98%カットのケアブリーチです。
・ケアブリーチを使用しますが白髪染めの染料は非常に濃いため、ブリーチ回数は複数回必要です。
非常に傷んでいる方・髪質の弱い方・伸ばし始めたい方・パーマをかけたい方には不向きです。
→移行期間はショートにすることを推奨いたします。生えてから毛先を切り落とすまでの期間が短縮でき、早く健康な状態に生え変わることができます。
→参考までに、グレイヘア移行を始めてからパーマがかけられるようになるまでの期間は、ショートでは最短二年ですが、ロングでは最短四年必要です。
・初回は白髪染めの染料があるため、一旦濃いオレンジ色が出てきます。これをアッシュで落ち着けるため、思ったよりも暗めの仕上がりになります。
・白髪染めの染料が濃いと、ブリーチ回数が多く必要になります。カラーが明るめであればあるほど、また白髪染めよりもファッションカラーである方が、ブリーチ回数・ダメージ・料金・時間の負担を少なくすることができます。
・グレイヘア移行はメニュー・料金・時間決定に複雑な要素が多いため、初回は『無料カウンセリング』にて方針決定の予約をお取りください。
この記事の内容は執筆当時のものになります。
料金・メニュー・問い合わせ先については一旦トップページにお戻りいただき、
予約案内やメニュー表からご確認ください。また、料金メニューは予告なく変更する場合がございます。
美容室シューケット オーナー兼スタイリスト
新田みどり
☆ここからはお知らせです☆
≪当日予約について≫
当店は完全予約制の形式をとっておりますが、
当日でも空き時間枠があれば予約大歓迎です☆
Eメール、HPからのメッセージは
チェックが遅れる場合もございますので、
直前の場合はぜひお電話くださいませ。
ラインの場合は直前でもOKです(^^♪
当店へのご予約・お問い合わせは
tel 083-996-4760
mail chouquetteyamaguchi@yahoo.co.jp
等で受け付けております。
LINEの連絡も大歓迎です。
ご予約、お待ちしております!!
※少人数で店舗、仕入れ、清掃、サロンワーク、
web運営などを兼務しており、なにかと
不行き届きがあるかと存じます。
万が一メール等でのお問い合わせに返信がない場合は、
お手数ではございますが上記番号までお電話くださいませ。
営業時間外でも転送により対応しております。