山口県山口市宮野の美容室シューケット(chouquette)母校の廃校と、美容院について
昨日(2015.3.26)は新田の母校、阿武町立福賀中学校の閉校式でした。
校舎が耐震基準を満たしておらず、過疎化で生徒も少なくなったために、廃校となるようです。
子供のころに比べずいぶん大きくなったポプラの木に驚きながら、中学生まで使っていた体育館に入ると、
過疎化とはいえ思ったよりずっと多くの人が来ていました。
記憶にあるよりも少しずつしわや白髪の増えた懐かしい顔ぶれが、
名前を呼んで笑顔で思い出話をしてくれました。
山口県内でもとりわけ人口減少が著しい地域ですが、幼児だったころからよく知っていて、
時に叱り、時に褒めて、同じ思い出を持ち、常に成長を見守ってくれた方たちです。
今は一人だけのクラスもあったようです。
娘は何も知らずにはしゃぎ回っていました。
素人目にはとてもしっかりした作りに見えるのですが、やむを得ず取り壊しになるようです。
中学生当時はまさに思春期真っただ中で、苦い思い出や無駄にしたチャンスもたくさんあったけど、
それでも本当に懐かしい場所と人でした。少しですが見に行けてよかったと思います。
人は社会生活を営む上で、髪を切らないわけにはいきません。
ずっとロングにされることもあるかと思いますが、美容院や理容院に時々は足を運ばれることと思います。
スーパーほどではないけど、生活に欠かせない施設です。
過疎化が進み、スーパーやガソリンスタンドがなくなり、学校も廃校になってしまう。
そういったところでは美容院の運営も難しくなっていくことと思います。
今はまだシューケットという道を歩くのに一生懸命ですが、将来そういった状況になったとき。
恩返しも兼ねて週何回かでも、お世話になった人たちの髪を切りに行きたいと、
新しい目標が出来ました。
美容室シューケット(chouquette)
店長 新田みどり