こんにちは！今回はグレイヘアへの移行例をご紹介したいと思います。

一気に脱色ではなく、少しずつ白に近付けるパターン。

なお、地毛はほぼ100％白髪の方です。

色味はいろいろなパターンがあり、グレー（灰色）

シルバー系なども可能ですが、それもしっかり白くならなければできません。

かなりグレイヘアが進んでこられたお客様

前回はベージュブラウン系のこんなお色でした。

【前回（1ヶ月半前）】

これはこれで…

いい色じゃありませんか～？？正直

こういう柔らか～いベージュ、自分もやりたいです。ミルクティっぽい★

でも黒髪だとまずブリーチせんといけん！！！

忙しいのにそんな時間ないんじゃ～( ﾉД`)泣

【今回before】

これから伸びてきた根元になじませるため、

ブリーチでこのベージュを落としていきますよ～★

今って白に近いぐらいブリーチしたカラーが支持されてるので

白髪というのは5-6回ブリーチ並みの赤み黄色みゼロ！！

天然の透明な下地ととらえることもできるんです。

若者には逆立ちしてもできない素材を

真っ黒に塗り潰すなんて、

心底もったいない！！

そう思いませんか～？

【ブリーチで今までのカラーを除去】

まずは根元につけないようにブリーチ塗布☆

『脱染剤』の方がブリーチよりダメージ小

なのですが脱染剤では白髪染めほど濃い染料はあまり落ちてくれません

特に白髪染めなどの濃いカラーを落とす際ブリーチは必須です

脱染剤を使うのはちょっとした染料を抜きたいという場合のみ。

ここで結構時間を置きます。

希望色によっては何度も繰り返しますし、それによって溶けやすくなりますので

細心の注意を払います。

【ブリーチすると毛先にオレンジが出てきます】



脱グレイヘアにとりかかって1年弱、これまでも何度もハイライトを入れました。

それでも白髪染めを使っていた頃の髪は濃いオレンジ色が残ります。

しつこいようですが白髪染めは濃い薬剤で、ブリーチしてもこんなに残ってしまうのです。

完全に除去することはできません。

オレンジをぼかす方向で薬剤選定を行います☆

【黄ばみを抑えるカラーをぬりぬり】

先だけ濃いオレンジなのも補色で直していきます☆



【完成】



さらに白髪と馴染むように

小細工（笑）をして完成！

【数日後のお写真】

みてください。めっちゃ素敵〜♡



負担をかけすぎないよう大事にダメージケアをしてきたので、

かなりハードな施術でしたがツヤツヤです♫

【『徐々に馴染ませる』パターンの完了形】



before

7レベルの白髪染めを3週間毎ペース

11ヶ月前の状態です☆

After（11ヶ月経過）

ほぼ白髪に馴染ませることができました。

※白髪率ほぼ100%

2-3ヶ月ぐらい染めなくても良いかも？

ちなみに、10日後がコチラ^_^

補色に使ったカラーが馴染み、より落ち着いて来ましたね(^^)/

ここまで約11ヶ月。

もう少し時間をかける

（ハイライトだけで徐々に明るくし続ける）

こともできましたが、今回初めて

気分転換に…と全体ブリーチをされました。

白もめっちゃおしゃれで素敵でした！

お勧めしてよかったです^_^

グレイヘア【徐々に進める】と【一気に進める】どちらがいいの？

徐々にではなく一気に進める場合は、

【最初から全頭ブリーチして2-3回】で到達することも理論上は可能です。

こちらのケースの方がご要望が多い気がします。

ですがブリーチはいわば劇薬(ﾟoﾟ;

一気に進めるということは、強力なブリーチ剤をたっぷり塗って

ガンガン酸化させ、一気に激しく脱色するということです。

髪への負担は他の技術の比ではありません。

毛質や履歴によっては毛先からフツフツと切れることも。

通常新生部が少し伸びているためベタ塗りほどではありませんが、

地肌の弱い方は地肌ダメージにも配慮する必要があります。



余談ですが多くの美容室さんが

白髪染めした髪のグレイヘア化に積極的ではないのは、

そんな劇薬であるブリーチを使用せざるを得ない事も一因と思われます。

【リスクを負うぐらいなら現状維持(黒く染める)をお勧めする、たとえほとんど地毛が白であっても】

という発想だと思います。

わりとぎりぎりを攻める技術なのは事実です。



費用面や頻度の面から一気に進めたいとおっしゃる方も多いですが、

予測しない髪と地肌へのダメージを考えると、私個人としては

少しずつ新生部を明るいカラーにしながら部分ブリーチのハイライトで全体をなじませつつ、

1年から2年程度かけていくのがベスト

だと思います。

グレイヘアしてみたいけど老けて見えるような気がして心配…

また、そんなブリーチを使用した場合、顕著に現れるのが髪質の劣化。

具体的には、パサパサ感、スカスカした軽い感じ、艶がない感じなど。

これらは全てグレイヘアを一気に老けて見せてしまう主因となります。



そもそもエイジング毛であり水分量やハリが落ちている上、

度重なる白髪染めでアルカリダメージを受け、その上に

最高強度のダメージ要因であるブリーチをするという積み重ねなのです。

先入観のない男性にアンケートすると、

『ツヤのない髪は老けて見える』と言われるそうです。

予備知識の何もない家族に聞いてみたところ、ツヤ仕上げと波打った状態の写真を比較して、

『おばあちゃんと10代の髪に見える』と言われました。

同一人物の写真を見たにも関わらず…

つまり、白い色だから老けるというより、全く同じ色でも

つやつやであれば若々しく美しい白髪になるといえると思います。



余談ですが若い方の黒髪を染める場合も同様で、

アイロンやトリートメントでツヤツヤにすればめちゃくちゃおしゃれに見えますが

ブリーチ毛でお手入れ面倒とボサボサにしていると、

単なる傷んだパツキンに見えてしまいがちという事実があります。



グレイヘアの生命線である若々しいツヤのためには、



・うねり改善で余分なうねりを取り天使の輪を取り戻す

・ウルティアトリートメントでハリとしっとり感

を与えながら

・ダメージの元となる残留薬剤を取り除く

・ポイントを押さえた簡単ブローでツヤをキープ

・移行期間中はショートからボブまでの長さを保つ

・パーマは移行完了まで待つ

などの点にご注意いただき、

白髪にしか出せない圧倒的な発光感

を楽しんでいただけたらと思います☆

特に自然光の中ではめっちゃ光って凄いんですよ～！！

⬛︎どうしても見慣れないようなら

明るく薄い色にあまりにも違和感が強いようなら、

いつでも白髪染めで元の色に戻すことができます。

その場合振り出しに戻ってしまうのが難点なので、

白髪染めではなく、ファッションカラーで落ち着かせたり

トナーで薄く色味を足しキンキン感を抑えたりする方がおすすめです。

当店スタッフは現在30代で、お客様と同じ目線で白髪悩みを理解しているとは言い切れません。

ですがもともとハイライトやブリーチなどには関心があり、

白髪が増えてもむしろ素材を生かしたカラーで

ストレスなく楽しんでいただきたいと願っています。

お悩みの方はぜひご相談ください。



・グレイヘアへの移行　や　うねり改善か縮毛矯正のどちらがよいかわからない　、

ブリーチしたいけど何回ブリーチすればよいのかわからない　などでご予約しづらい場合、

予約サイトよりメニュー番号10番『メニュー決定無料カウンセリング』にてご予約下さい。

10-15分程度の事前カウンセリングで、当日のメニューを決定していただけます。

遠方からの方やご多忙の場合は、予約時間帯での電話相談でも可能です。

・この記事の内容は執筆当時のものになります。

料金・メニュー・問い合わせ先については一旦トップページにお戻りいただき、

予約案内やメニュー表からご確認ください。また、料金メニューは予告なく変更する場合がございます。

☆ここからはお知らせです☆

≪当日予約について≫

当店は完全予約制の形式をとっておりますが、

当日でも空き時間枠があれば予約大歓迎です☆

Ｅメール、ＨＰからのメッセージは

チェックが遅れる場合もございますので、

直前の場合はぜひお電話くださいませ。

ラインの場合は直前でもOKです(^^♪

当店へのご予約・お問い合わせは

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LINEの連絡も大歓迎です。

ご予約、お待ちしております！！

※少人数で店舗、仕入れ、清掃、サロンワーク、

web運営などを兼務しており、なにかと

不行き届きがあるかと存じます。

万が一メール等でのお問い合わせに返信がない場合は、

お手数ではございますが上記番号までお電話くださいませ。

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