前回更新記事のとおり、
今回は縮毛矯正についての記事です。
このところ気温も高くなり、湿気の多い日も増えてきました。
湿度の高い日は湿気を吸って、髪の毛もちりちりとまとまりにくく
なってくることと思います。
そんなとき、やはり一番効果的なのが縮毛矯正です。
ですが、
「まっすぐになりすぎてペタンコになってしまう、不自然」
「かけてみたがうねりが残り、意味がなかった」
などの理由で諦めてしまう方も多いのが現状です。
今回のお客様も、まだ高校生ですが
「前髪が真っすぐに飛び出してひさしのようになってしまった」という体験から
縮毛矯正に不信感を持ち、なかなかかけることができなかったそうです。
お母様が心配され、いろいろと調べられた中で、
当店の以前のブログから「縮毛矯正でも丸みが出せます」という記事を見つけられ、
「ここなら掛けてみたい」と…なんと山陽小野田からはるばる来店してくださいました。
また、「わざとらしくない縮毛矯正に」とのご希望も。
縮毛矯正で最も重要な工程が
「軟化」と「アイロン」で、どちらが欠けても綺麗なストレートは実現できません。
「軟化」が不十分なときに、うねりが残って物足りない状態になります。
「アイロン」の掛け方次第では、不自然に真っすぐな髪の毛に仕上がります。
当店では軟化の工程でミストデュオという機器を取り入れ、
ナノミストと熱で優しく早く軟化させる方法を取っています。
これがないと、強い薬で固い髪を無理やり軟化させるような状態になります。
ちなみに当店のミストデュオは200Vなので、パワフルでミストたっぷりです~(^^♪
彼女は中まで詰まった固い髪の毛だったので、ミストも多めに。
軟化時間をしっかりとりました。
➡部分がアイロン前です。
特にこめかみが強い縮毛になっていました。
そしてこちらがアイロン後です。
➡の部分は前髪ですが、
最大限クセを伸ばしつつも自然になるように、強めに丸みをつけています。
また、毛先部分は「わざとらしくない縮毛矯正」を実現するため、
あえて揃えないように巻いています。
後ろも自然さを狙ってランダムにアイロンしています。
こちらは酸化工程終了後。
自然なアウトラインになりました。
そしてこちらが、
最大のネックだった「丸みのある前髪」。
とてもきれいにフィットした仕上がりになりました
美容室シューケット(chouquette)
店長 新田みどり