こんにちは!
今日は、
遠方からわざわざ当店にきて下さっていたのですが、
縮毛矯正の代表的な失敗例、『根本の折れ』が発生してしまったとのこと。
来店時にはこのような状態でした。
矢印の部分で『かくっ』と折れています(´;ω;`)
濡らして梳かすとちょっと収まりますが、それでもくっきりと『
写真では少しわかりづらいのですが、
非常に手入れしづらい状態です。
このようになってしまう原因は現在は知られていて、
縮毛矯正の施術中に「
少し根本についた程度ではここまでにはなりませんが、縮毛矯正が普及し始めた当初には多発し
現在は技術が確立され、
けれども、実際には今でもこの状態になったお客様が時々来店されます。
パーマをかけても、
正直なところ、
【断毛】が発生
この写真は施術後なので、髪が綺麗に落ち着いています。
この写真中央で何本か立っている短い髪の毛は、
『折れ』の最悪の場合、いま折れているほとんどの髪が、このように切れてしまうこともありえま
カウンセリングしながらもかなり悩みました。
「この状態では結んでも収まらないし、なんとか修正してあげたい…」
けれども修正するためには折れてもろくなった箇所にも薬剤を塗布
施術はかなり難しく、キレイな仕上がりは保証できないのです。
しばらく聞取りをしながら工程を考えてみました。
彼女の場合、くっきりとした折れが広範囲にわたっていましたが、
折れた部分が、もしも全て切れてしまうと大変なことになります。
縮毛矯正したのに収まりづらく、かけてから毎日のようにアイロンし続けたという彼女の髪は、
せっかく遠くまで来て下さった以上、
また、彼女は以前の(他店の)縮毛矯正で、前髪が庇のようにまっすぐ飛び出してしまったのもトラウマとのこ
根元がぺたんこだったのも違和感が辛かったそうです。
それらを踏まえて施術、結果はこちらです。
トリートメントもオススメし、すごいツヤですね!!
折れは完全になくなり、こまめに薬剤を調整したので
切れ毛も発生しませんでした
前髪もペタッとしすぎないように根元のふんわり感を出し、
やはり折れた部分は薬への反応が非常に早く、
それに対して、根元は新生部なので強度があり、しっかり軟化させないと矯正が効きません。
経過を見誤ると一気に断毛や傷みが出かねない状況でも、
途中ご本人にも説明しながら施術させてもらいましたが本来、根元のほうはもうちょっとふんわり仕上げることができます。
幸い毛量が豊かなのと、
お迎えのお母様も『綺麗になったね〜!』と喜んでくださいました
今回は前髪カットのみでしたが、
長文におつきあいいただきありがとうございます。
このような問題は、
文中でたびたびご紹介したように、「折れ」の修正は
30〜60分ほど時間をいただければ、
髪の毛だけを少しテスト用にいただければ、カウンセリングを含め10分程度で終わります。
縮毛矯正は髪の毛を劇的に変身させ、
このような危険もはらむ技術でもあります。
『折れ』を治す施術の場合、
ご相談頂ければ、
お悩みの方はご相談ください。
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